株式会社 LIVE BOARD（本社：東京都渋谷区 代表取締役社長 櫻井 順 以下、LIVE BOARD）は、2023年6月8日（木）にポルトガルのリスボンで開催された「World Out of Home Organization Awards 2023」にて、エントリーさせていただいておりました『ランダムマック（英名：Take a Chance!）』（広告主、日本マクドナルド株式会社）が、デジタルクリエイティブ部門にてグランプリを受賞したことをお知らせします。

◆World Out of Home Organization（WOO）とは

※公式サイトより一部抜粋　参照：https://www.worldooh.org

World Out of Home Organization (以前は FEPE International、1959 年に設立) は唯一の世界的な Out of Home Associationであり、OOH 産業の促進と改善に取り組んでいます。理事会メンバーには、JCDecaux、Clear Channel、Global、Ocean Outdoor、Ströer、Pikasso、OUTFRONT Media、oOh!Media、OAAA、Alooh、Selvel One が含まれます。非営利の連盟として、余剰資金は研究や年次 WOO 会議などの業界の問題に再投資されます。WOO はヨーロッパの EASA のメンバーであり、広告自主規制の世界的組織である ICAS の創設メンバーでもあります。私たちは、より広範な業界問題についてアドバイスするだけでなく、自国の法律問題について会員を支援するために積極的に取り組んでいます。WOO International はまた、政府および地方自治体、国際機関、世論形成者、その他の通信メディアの要素に対して、屋外広告のロビー活動を行うことも目指しています。

◆World Out of Home Organization Awards 2023とは

2015 年のブダペスト会議で、「Lifetime Achievement」、「Leadership」、「Technical Innovation」、「Creatives Classic」の 4 つのカテゴリーを持つ史上初の賞が創設されました。2017年に「Creatives Digital」のカテゴリーが追加され、2018年に「the Rising Star category」が導入されました。
URL：https://www.worldooh.org/awards

◆デジタルクリエイティブ部門グランプリ受賞

タイトル：ランダムマック（英名：Take a Chance!）

施策内容：
コロナ禍で人とモノの出会う機会が減り、日常はルーティン化。食事を選ぶ際も、いつもの見慣れた安心感を求めて、つい同じものを頼んでしまう「メニューの固定化」心理が加速していた。そんな若者たちの不満や疲れの声がマクドナルド公式Twitterにも届くなど、楽しいはずのランチタイムにも閉塞感が漂っていた。そこでマクドナルドは、人々の冒険心に火をつけるため、メニューが予想できない偶然の出会いを作り、メニューに紐づいた複数のQRコードを重ねて「動き続けるQRコード」を開発。それを気候や時間などリアルタイムで変化する環境に合わせて、日本全国のデジタルOOHで放映した。スマホで動くQRコードを読み込むと、ランダムにメニューがおすすめされ、モバイルオーダーでそのまま直接注文できる仕組み。「メニューの固定化」に変化を与え、ルーティン化され閉塞感のあるランチタイムに予想できないワクワクする体験を提供した施策。

施策期間：2022年4月11日 ～ 4月24日
広告主：日本マクドナルド株式会社
広告会社：株式会社電通
クリエイティブ制作会社：株式会社電通クリエーティブキューブ
媒体社：株式会社 LIVE BOARD
Ad Server提供：Hivestack Japan株式会社

紹介動画：https://youtu.be/LbmnhgN1dqo

審査委員会コメント：
施策内容がすばらしく、パンデミックの中で世界中の誰もが閉鎖的でトラウマになっていたところを、独自のQRコードを開発して、世の中に何か面白いことを、そして新しいことに（メニューへの）挑戦するという感覚を見事に創出した。何より遊びの提供だけではなく、来店までつながっていることが素晴らしい。とてもファンタスティックであり、サスティナビリティな点を評価しました。

今回の受賞にあたり、各企業様、関係者の皆様には、心より御礼と共にお慶び申し上げます。
LIVE BOARDでは、これからもOOH市場、デジタルサイネージ市場の活性化のため、尽力させていただきたく思います。

◆株式会社 LIVE BOARDとは

データドリブンにターゲティングや効果検証を実現するデジタルOOHアドネットワークオペレーター
OOH領域において国内で初めてインプレッション（広告視認者数）に基づく配信を実現。コロナ禍のような人流変化が起こりやすい状況下でも、"そのとき、その場所で、その広告を"見ると仮定される人数をもとに、限りなく実態に即した広告配信および課金体系を展開。加えて、屋外・屋内、電車内、駅構内など日本全国の多様なデジタルOOHを束ねた独自ネットワークに国内最大級キャリアのビッグデータを掛け合わせることで、性・年代別によるターゲティングなど、従来のOOHでは難しかった"ヒト"基点による配信を可能にしました。

プレスリリース